2声で歌う:「星めぐりの歌」

ほぼ連投ですが、宮沢賢治の「星めぐりの歌」です。

実は先日の星関連2曲と一緒にアップするつもりで作りましたが、この曲は自分でも何回も聴くぐらい思い入れが強くて、コメントも書きたかったので1日ずらしてアップです。

この演奏の譜面は少し注釈が必要で、曲自体のキーは G なんですが、淡々とアルペジオを弾いている星形イロハニコットの調律は4度下の D になってます。G の調律でアルペジオを弾こうとすると、1オクターブの壁に阻まれて、あんまり綺麗な形にならないんです。だから苦肉の策というか、イロハニコットならではの変な工夫をやっています。

正直僕は、星関連の童謡を検索するまで、この曲を知りませんでした。ただ、実際歌ってみると、何とも言えない良さのある曲ですねぇ。

「流石、宮沢賢治」と言ったら偉そうですが、この歌詞。感情表現が一切なく、ひたすら状況説明なんですが、不思議と情景がフワ~っと浮かんでくるような、とても良い歌詞です。多分、聴く人によって、親子だの恋人だの、いろんな情景を想像できるんじゃないでしょうか? 凄いな、やっぱ。

という事で、星シリーズ3曲作りましたが、多分星って秋が見ごろなんかな? オリオンとか秋から冬の星座ですよね。何となく夏休みの天体観測みたいなイメージだったんですが、ちょっと勇み足やったかも。。。暑いので、秋が早く来る事を願って(;^ω^)。