市販カリンバを4+4配列にする

作者がこんな事言うのも何ですが・・・、僕の作品のイロハニコットはカリンバの相場と比べるとちょっとだけお高いです(といっても1万前後なので、市販のカリンバが安過ぎるんですが・・・)。また、手作りなので何十個も一度に作れないので、なかなか世間に広まり辛いです。

そこで、お手軽に4+4配列を楽しめる方法として市販のカリンバのキープレートを並べ替える方法があります。左手が多少弾きづらいですが、ちょっと譜面を見て遊ぶにはこれでも十分かもしれません。

キープレート(鍵盤)の並べ替え

4+4配列にする方法はいたってシンプルで、カリンバのキープレートを全てラジオペンチで引っこ抜きます。ちょっと荒っぽい感じがしますが、多分こうするしかないと思います。

そして4+4配列に使う8つのキープレートだけを挿し直します。左から「C E G B」「D F A C」の音のキープレートです。ドレミで言うと「ド ミ ソ シ」「レ ファ ラ ド」です。

ラジオペンチでキープレートを少し反らせながら押し込めば入ると思います。あまりにも硬い場合は、ブリッジ金具を留めているネジを少しだけ緩めると入り易くなります。

カリンバを4+4配列化

キープレートの調律

最後に8つのキープレートをチューニングします。楽器用のチューナーは、スマホのアプリ等で探せば無料の物が見つかります。

チューナーのメーターを見ながら、音が低すぎる時は下から、音が高過ぎる時は上から、ミニハンマーでキープレートを「コンコン」と叩いて調整します。別にミニハンマーじゃなくても硬い物なら代用出来ます。

4+4配列のチューニング方法

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一応、上記の並べ替え工程を動画にしてみました。市販のカリンバによっては全く違う構造の物もあるでしょうが、キープレートを差し替えるぐらいの事はどんなカリンバでも可能だと思います。

これで、お手軽4+4配列カリンバの完成です。別にカリンバを壊してるわけではないので、元のカリンバ配列に戻す事も可能です。でも、4+4配列にする方が気軽で楽しい楽器になると思いますよ。(^^)v