イロイロ塗る

予定ではそろそろ出来上がってるはずだったんですが、やっぱり色を塗るって大変な作業やなぁと思い知らされてます。産みの苦しみです。(-_-;)

何か、やればやるほど未熟を感じるというか、ちゃんと売るレベルに達してるのかなぁ?と不安になったりします。多分、「塗装技術」「木工技術」「楽器製作技術」とか、個別の局面のレベルで見ると僕の技術はまだまだやと思いますが、それらを組み合わせた総合力で見ると、他に無い独特の物が生まれてる気がします。だから、今持ってる手札で頭ひねってやっていくしかないねんで、と自分に言い聞かせてます。

まぁ、上の写真のようなポップな色を塗ると、今までとはだいぶ印象も変わりますよね。何かイロハニコットが新しいフェーズに入り始めたのかなぁとも思えてきます。

イロイロ三兄弟

もう4月もあと10日ですが、僕は相変わらずの亀の歩みですね。今週はオトワムシからの流れで、レギュラーサイズのイロハニコットの色付きモデルを考えてました。とっととオトワムシを完成させてネットショップの準備に入ればいいんですが、オトワムシの色合いとか見てたら別のも作りたくなっちゃって、脱線気味です。(;^ω^)

ボディの骨組みは以前のタマちゃんとクマミィの物を引き継いでますが、表板と耳の形が変わってます。耳には、オトワムシの触覚で使ってるシリコンボールをピアス代わりに付けちゃおうかなぁと思ってます。

パソコンに骨組みのテンプレート画像が保存してあるので、それを基に大体のスケッチを手描きして、その輪郭をトタン板に写して金切バサミで切り抜いたら、そのモデルの型が出来ます。その型で線を引き直してスキャンしてパソコンで整えたのが上の画像です。

「ウチは保育園か⁉」って感じのカラーリングでどうかなぁと思ったんですが、部屋の壁に貼って、じぃ~っと眺めてるうちに段々気に入ってきました。

ちなみに、配色の具合が”パーマン”に似てるのは後で気付きました。Z世代は知ってるかなぁ?パーマン(笑)。

やっぱり今のうちにコイツ等をきっちり生み出してやらんとなぁ~と思うので、もうちょっと脱線の日々は続きます・・・(*´з`)。

イロイロ試す

ネットショップに向けて、オトワムシの色を探っております。当初は3~5色ぐらいに絞るつもりでしたが、どの色もそれなりに良いなぁと思えてきました。だったら、手作業なのを逆に活かして一個一個好き勝手に塗って、「こんな色のん出来ました」みたいに写真撮って販売してみようかと思ってます。

その写真をインスタにも投稿したらネタに困る事も無いし、コンスタントに機能しそうで一石二鳥です。インスタを「作った作品リスト」みたいに使おうかなぁ~と。

ちなみに僕が使う塗料はほとんど水性です(オイルフィニッシュとかはたまにしますけど)。実は、ほんとに普通の部屋で作ってるのでシンナーとかの臭いがダメで。。。(~_~;)

それと、スプレーも使えないので、手塗りです。筆もたまに使いますが、100均のスポンジでトントン叩いて塗ると独特のボコボコ感が出て、その手法を多用します。なので、艶々で綺麗な表面の楽器とはちょっと仕上がりが違います。まぁ、モチーフが動物や虫なので、この方が合ってるかなぁと思ってやってます。

この写真が、桂の木の肌の色合いの差を撮ったものです。同じ木とは思えないでしょ? 朴の木もこれに近い色の差が部位によって現れます。こんだけ違うと木肌を活かしたフィニッシュはやり辛いですよね。

まぁ今までちょっと「ナチュラルに仕上げる」って事に縛られ過ぎたのかもしれません。今回、いろいろと新しい塗料も試してみて、ちょっとその呪縛から解放された気がします。昔、トイピアノを作ってた頃はカラフルな色を塗ってたんですよね。それを思い出しました。

このカラーバリエーションの流れは、オトワムシだけじゃなく、他のモデルにも波及しそうです。それはまた後日。。。(^^♪

イロイロなやむ。

ネットショップ開くとか言いながら、、、停滞中。今、何をしてるかと言うと、オトワムシに塗る色を選んでます。

ちょっと前までは「敢えて未塗装で販売」という方針だったんですが、表板として使ってた桂の木というのが、部位によって極端に木肌の色が変わるんです。白っぽいベージュと褐色なんですけど、並べてみるとやっぱり白っぽい方が綺麗ですよね。でも白っぽい木肌だけ仕入れるって事も出来ないので、個体によって不公平感が出るなぁと心配になりました。

それならと、均一に木肌が美しいヒノキに変えてみたんです。見た目はバッチリでナチュラル感溢れる出来になって、完成品の個体差も少なくて喜んでました。でもいざ組み立てて弾いてみたら「アレ?」って感じなんです。僅かですが、音が抜けきらない感じがします。比べて聞かないと分からないくらいの違いなんですけどねぇ。

それで結局、桂の木、または朴の木(ホオノキ)を使う事にしました。桂と朴はとても性質が似ている木で、朴は表面が緑がかったベージュです。どちらもヒノキに比べたら木肌の美しさは一段落ちるけど、音は良い感じです。

なので、表板には桂か朴を使って、見た目の不満を解消する為に塗装をするという方針に変更です。現状、色をイロイロなやんでおります。はぁ~、ネットショップ、いつできんの?・・・(*_*;