2声で歌う:「グリーンスリーブス」「故郷の人々」「旅愁」

先日ちょっと書いた通り、海外の有名民謡に翻訳日本語をのっけた歌曲、3曲のムービーが出来ました。多分、小学校?で習ってると思います。聞けばすぐ思い出すメロディーの曲ばかりです。

やっぱ有名といえばこの曲が一番かなぁ? イングランドの名曲です。

イロハニコットではややこしい事をやってまして、メインとサブの譜面があって、それぞれ別のチューニングで弾くようになってます(サブはメインの+5上のキー)。さらに短調の曲を、長調のチューニングのまま弾いてるので、余計ややこしい感じかも?です。

でも、あんまり深く考えずに、メインの譜面をサラッと試してもらえれば、弾く事自体は難しくなくて、むしろ簡単に良い響きが得られるような曲なのでおすすめです。

んで、歌詞ですが、先人が作られた日本語歌詞があるにはあるんですが、どうにも言葉の音節?とメロディーが合ってないんです。何か歌い辛くて、それなら自分で作った方が良いかなと思って自作しました。

一応、YouTube のコメント欄に今回の歌詞を書いておきました。


で、残りの2曲は、どっちもアメリカ民謡です。フォスターさんとオードウェイさんという、同時期に活躍したソングライター達だそうで、この2曲は何か似てます。Aメロの繰り返しが多い構成というか、若干くどいかなぁと思いながら歌ってました。まぁ、日本の童謡もくどいの多いしなぁ。。。(;^ω^)

牧歌的なアメリカのメロディーって感じがしますね。僕はやっぱどっちかっていうと、北欧の鳴きのメロディーみたいな方が好きかなぁ~。


さて、先日ちょっと書いた新パソコンが到着してるんですが、まだデータ引っ越しや設定が全然出来てません。なので、今回のムービーは古参パソコンで作りました。やっぱり書き出しに異常に時間が掛かるので、早く移行したいんですけどね。一区切りついたんで、これから頑張ってイジリます。(‘ω’)ノ

2声で歌う:「ピクニック」「庭の千草」

気付けば9月も終盤ですね。涼しさがちょっとだけ感じられるようになりました。

今月はあんまり童謡ムービーが作れなかったんですが、ようやく2曲出来ました。まぁイロハニコット作る方もやらなあかんし、これくらいのペースが妥当かもしれません。

そろそろ行楽シーズンやし、秋晴れにはピクニックかなぁ~と。

近年では WANIMA の「やってみよう」ってカバー曲が有名です。CM で流れてたんで良く聴いてたはずですが、「元はこの曲やったんや」と今更気付きました。WANIMA 版の歌詞で歌おうかとも思ったんですが、今回はやめときました。

この曲もし演奏会とかでやる場合、動物の鳴き声はど~すんのかなぁ? ええオッサンが素で「メェ~」とかやるのは変な勇気がいります(笑)。


この曲は原曲が “The Last Rose of Summer” というアイルランド民謡で、最初は「夏の終わりを惜しむような歌」かな?と思ってたんですが、いつもの『世界の民謡・童謡 worldfolksong.com』さんの解説を読むと、「人生の夏が過ぎて一人残されて生きている」みたいな、ちょっと哀愁漂う歌なんですね。

なぜか日本版はバラが菊に替わってるという・・・そんな大事なアイテムを変更してええんか??とも思いましたが(;^ω^)、内容はしっかりと受け継いでるみたい。でも、白いバラでもええやん?って気もします。

「庭の千草」ってタイトルも何かイマイチ哀愁を感じない気がするけど・・・それこそ「白菊」とかで良かったんじゃないかと。(*´ω`)

まぁ色々愚痴ってますが、歌うのは単純なようで難しくてやりがいがありました。聞かせどころの歌いまわしが好きですねぇ、半音がからむので難しいけど。(^_-)

2声で歌う:「アルプス一万尺」「兎のダンス」「祇園小唄」

何とか8月中に出来たかな? 夏の終わりのハーモニー。 今回もちょっと長めの投稿です。

「アルプス一万尺」といえば誰もが口ずさめると思いますが、原曲はアメリカ民謡であり、日本語の替え歌になります。YouTubeショートの方では、真面目に?「アルプス一万尺」を歌っています。

◆ YouTube ショート版「アルプス一万尺」のリンク ◆

で、それとは別に、同じメロディーの別の替え歌があります。『世界の民謡・童謡 worldfolksong.com』さんを眺めていたら、昭和のガキが歌いそうな(今思うと酷~い内容の)歌詞が載ってて「これは俺の為にあるよな!?」とビビッと来てしまいました(笑)。

タイトルが無かったので「じーさんばーさんへーこいた」と、テキトーに付けました。もし、このタイトルで気分を害された方がおられたら、ごめんなさいです m(__)m。一応、ほのぼの感が出るように改変してあるんですけど・・・誰かに怒られそう・・・(;^ω^)。


先日のリズムの話で予告してた「兎のダンス」です。今回の新しい試みとして、「メイン・メロディー譜面」と「サブ・コーラス譜面」という2つの譜面を作りました。この2つの譜面を同時に弾くと、音が重なるように作ってあります。なので、演奏ムービーも2台のイロハニコットを使って音を重ねています。

いつになるか分かりませんが、イロハニコットが沢山普及して、友達同士で弾ける状況になった時、こういう譜面が役立つかな?と思って作りました。前から「1人で弾くより2人で合わせて弾く方が面白い」と思ってたんですが、全然普及してないからなぁ(~_~;)。そんな状況、いつ来る???(苦笑)。


ちょっと京都っぽい曲もやりたいなぁと思ってたところ、この曲と出会いました。「端唄(はうた)」ってジャンルみたいですね。芸妓さんやプロ歌手が歌ってる動画が YouTube に結構あります。

歌詞がちょうど春夏秋冬になってて、”東山” “大文字” “鴨” とか、まさに京都の曲です。”だらりの帯” ってのは、だらしない女性って意味じゃなくて(笑)、祇園の舞妓さんが着てる長い帯(そういう着方)の事だそうです。

この曲も「メイン・メロディー譜面」と「サブ・コーラス譜面」があって、2台のイロハニコットで重ねて弾いてます。でもまぁ、録音は大変でした。勢いで押せるような曲じゃないし、4番まで完走しなあかんし、何回も失敗してクタクタになりました。

YouTube のコメント欄に書きましたが、やっとの思いで演奏を録画し終わった後の編集段階で、一部譜面が間違ってた事に気付いて、音だけ部分差し替えで修正したりしてます。ホント、心が折れそうになりましたよ。

そんな苦労の甲斐もあって、良い感じに出来たと思います。夏の締めくくりにこの曲が仕上がったのは自分でも嬉しいです。

さて、9月はアンテナショップがあるけど、暑かったので全然作れてない。ど~しよ~(@_@;)。

2声で歌う:「うみ」「海」「とんび」

そろそろ夏も終盤戦に入ってきました。3曲追加です。まぁ夏なので海かなと。今回から1曲ずつリンク貼ってコメントしようかと思って、ちょっと長めの投稿です。

これはシンプル極まりない曲なのでサッと出来るかと思ったら、割とコーラスがハマらず手こずりました。

実はこの曲、以前やってた「なんちゃって転調」が出来る曲で、チューニング変えずに4度上の演奏が出来ます。譜面ページでは2種類の譜面を公開してますが、結局ムービーでは普通に演奏しました。やっぱ4度も変わると歌い辛いので。。。


まぁ今回のメインかなぁと。凝った構成で雰囲気のある曲です。YouTubeで女性が歌ってるのを聴いた時、ほろ苦い青春映画のエンドロールが流れて来そうな気がしました。

でも何故か、こんだけ作家性の強い詞と曲なのに、作者不詳です。もう一曲の「うみ」は15分で完成しそうな内容(失礼・汗)でしっかり名乗ってるけど、普通逆やろ~。こっちの作者さん、浮かばれんなぁ。(*_*;

ちなみにこの動画、ちょっと波の音っぽい効果音が入ってるように聴こえるかもしれません。これ実は台風7号の日に伴奏の録音をしてまして、ウチ、ちょうど前が幹線道路なんです。なので、道路の水を車のタイヤが蹴散らしていく音です(;^ω^)。完全防音の専用スタジオでもあればいいんですが、お金ないので普通の部屋で録音してます。

ちょうど交差点に面してまして、信号が赤の間は静かになるので、そのタイミングでイントロを弾き始めます。イントロさえ静かにクリアー出来れば、あとは歌とか被せるのでそんなに気にならないんです。それでも「バイク来るな~、救急車来るな~」って運任せで録音を繰り返してます。涙ぐましい努力の結晶なんですよ、ホント。。。(*´з`)


これもシンプルに。たまたまYouTubeで聴いた合唱団の歌が輪唱してたので、僕もちょっと真似てみました。(^^;)>

きっちりと1オクターブの下から上までに収まるメロディーで、まさにイロハニコット向きの曲かな。意外にも、これも「なんちゃって転調」が出来ますが、装飾音がイマイチでやめました。この曲はやっぱり通常キーで演奏するのが、1オクターブの美しさが出るんじゃないかな?と思います。

でも2番の歌詞がほぼ同じで、「言い方変えただけやん。子供なめんなよ⁉」って言いたい気もします(嘘です)。


そうそう、今回からコーラスの声が2重になってます。ダブリングって言うのかな? その方がメインボーカルがクッキリするように思ったので。だから正確に言うと、「2声で歌う」ではなく3声になります。ズルとは言わないで(笑)。

まぁ色々工夫しながら上達していけたらいいなぁと。次の選曲はもうしてるんですが、難しいんですよ。出来るかなぁ? でもやりたいなぁ、って感じです。

2声で歌う:「毎日ごはん」

連投の3曲目、「線路は続くよどこまでも」の替え歌です。

これはちょっとした経緯がありまして、元々「ごはんだごはんだ」という有名な替え歌があるらしく、キャンプソングや保育園でよく歌われているそうです。最初はそれをやるつもりだったんですが、ど~もその曲は出自がハッキリしないんです。

僕がいつも参考にさせて頂いてるサイト『世界の民謡・童謡 worldfolksong.com』さんに、「ごはんだごはんだ」について詳しく書かれています。

自分でもググってみたんですが、多分、キャンプソングで有名な冨岡正男さんの “トミソング” として扱われてるのが有力かなぁ?と思います。でもヤフオクで買った古いキャンプソング集を見ても、ハッキリとした冨岡さんのクレジットは無いんです。他の曲はともかく、「ごはんだごはんだ」に関してはもっと草の根的な生まれ方の物なのかもしれません。歌詞の内容も、とりとめない感じですしねぇ…。

で、どっちにしろ、ハッキリしない物を勝手に改変するのも怖かったので、だったら自分で作っちゃえって事で、「毎日ごはん」になりました。もはや鉄道の跡形もありませんが(苦笑)。

一応、これで「機関車メドレー」の替え歌3連投は終わりです。次何するかは全然決めてないんですが、替え歌で遊ぶのも面白いなぁ。もう一歩進んでオリジナルを作るのもアリやし、古典に戻ってもいいし。どうしよっか??