2声で歌う:「ピクニック」「庭の千草」

気付けば9月も終盤ですね。涼しさがちょっとだけ感じられるようになりました。

今月はあんまり童謡ムービーが作れなかったんですが、ようやく2曲出来ました。まぁイロハニコット作る方もやらなあかんし、これくらいのペースが妥当かもしれません。

そろそろ行楽シーズンやし、秋晴れにはピクニックかなぁ~と。

近年では WANIMA の「やってみよう」ってカバー曲が有名です。CM で流れてたんで良く聴いてたはずですが、「元はこの曲やったんや」と今更気付きました。WANIMA 版の歌詞で歌おうかとも思ったんですが、今回はやめときました。

この曲もし演奏会とかでやる場合、動物の鳴き声はど~すんのかなぁ? ええオッサンが素で「メェ~」とかやるのは変な勇気がいります(笑)。


この曲は原曲が “The Last Rose of Summer” というアイルランド民謡で、最初は「夏の終わりを惜しむような歌」かな?と思ってたんですが、いつもの『世界の民謡・童謡 worldfolksong.com』さんの解説を読むと、「人生の夏が過ぎて一人残されて生きている」みたいな、ちょっと哀愁漂う歌なんですね。

なぜか日本版はバラが菊に替わってるという・・・そんな大事なアイテムを変更してええんか??とも思いましたが(;^ω^)、内容はしっかりと受け継いでるみたい。でも、白いバラでもええやん?って気もします。

「庭の千草」ってタイトルも何かイマイチ哀愁を感じない気がするけど・・・それこそ「白菊」とかで良かったんじゃないかと。(*´ω`)

まぁ色々愚痴ってますが、歌うのは単純なようで難しくてやりがいがありました。聞かせどころの歌いまわしが好きですねぇ、半音がからむので難しいけど。(^_-)

しとしと音日記 2023/09の巻

いつもの月1・be京都アンテナショップでございます。

今月は嬉しい事に、初日に別々の方が1台ずつ、ほぼ時を同じくして2台売却済になりました。あまりに急に「買います」って決めて頂いたので、逆にこっちが「ほんとに良いんですか?」と確認したくなりました(笑)。

お一人は、多分またアンテナショップでお会いする事もあると思うので、何かあれば対応できると思いますが、もうお一方は頻繁には来れないっておっしゃってたので、大丈夫かなぁ~と祈るような心地です。

嬉しい反面、今後も責任感を持って作らねばと改めて思いました。


また2声で歌うムービーも作りたいんですが、まだ選曲出来たぐらいで全然です。相変わらず手際が悪い。。。(@_@;)。

久しぶりに組み上げた

今週末はbe京都アンテナショップに参加するので、1カ月以上ぶりにイロハニコットを組み上げました。焦るとろくな事ないんですが、子供の頃から宿題はためまくるタイプです。(*´ω`)

前から作ってたオトワムシの派生型、「電車タイプ」「星タイプ」は何とかまとまってきたように思います。「電車タイプ」が電車に見えるかどうかは分かりませんが、黒いパーツが結構気に入ってまして、可愛いだけじゃないアクセントになってる気がするんですが、どうかなぁ??

「ピカ?ュウとは言わないで・笑」って感じのピンクのヤツは、ウサギ型の耳が余ってたので急遽付けてみました。意外と大丈夫そう。

ただ、これらの耳の大きいタイプは、ちょっと懸念材料があります。チューニングをFに上げた時の右端のFの音が鳴り切らないというか、その音だけ余韻が消えてしまいます。多分、音の出口が多いので、その周波数帯だけ「音の打ち消し合い」が起こってる気がします。

耳の穴の内側に”ついたて”のような板を貼って、内部の反響の流れを変えれば直るかも?と思うんですが、今の所うまくいってません。

ちなみに写真中央の「電車タイプ大」では、その現象は起こりません。だったら電車ばっかり作りゃええやん!って言われそうですが(;^ω^)、耳付きも作りたいんだから仕方ない。まぁ普通に使ってる時には問題無いので別にいいかなぁとも思うんですが、もうちょっと探ってみます。

2声で歌う:「アルプス一万尺」「兎のダンス」「祇園小唄」

何とか8月中に出来たかな? 夏の終わりのハーモニー。 今回もちょっと長めの投稿です。

「アルプス一万尺」といえば誰もが口ずさめると思いますが、原曲はアメリカ民謡であり、日本語の替え歌になります。YouTubeショートの方では、真面目に?「アルプス一万尺」を歌っています。

◆ YouTube ショート版「アルプス一万尺」のリンク ◆

で、それとは別に、同じメロディーの別の替え歌があります。『世界の民謡・童謡 worldfolksong.com』さんを眺めていたら、昭和のガキが歌いそうな(今思うと酷~い内容の)歌詞が載ってて「これは俺の為にあるよな!?」とビビッと来てしまいました(笑)。

タイトルが無かったので「じーさんばーさんへーこいた」と、テキトーに付けました。もし、このタイトルで気分を害された方がおられたら、ごめんなさいです m(__)m。一応、ほのぼの感が出るように改変してあるんですけど・・・誰かに怒られそう・・・(;^ω^)。


先日のリズムの話で予告してた「兎のダンス」です。今回の新しい試みとして、「メイン・メロディー譜面」と「サブ・コーラス譜面」という2つの譜面を作りました。この2つの譜面を同時に弾くと、音が重なるように作ってあります。なので、演奏ムービーも2台のイロハニコットを使って音を重ねています。

いつになるか分かりませんが、イロハニコットが沢山普及して、友達同士で弾ける状況になった時、こういう譜面が役立つかな?と思って作りました。前から「1人で弾くより2人で合わせて弾く方が面白い」と思ってたんですが、全然普及してないからなぁ(~_~;)。そんな状況、いつ来る???(苦笑)。


ちょっと京都っぽい曲もやりたいなぁと思ってたところ、この曲と出会いました。「端唄(はうた)」ってジャンルみたいですね。芸妓さんやプロ歌手が歌ってる動画が YouTube に結構あります。

歌詞がちょうど春夏秋冬になってて、”東山” “大文字” “鴨” とか、まさに京都の曲です。”だらりの帯” ってのは、だらしない女性って意味じゃなくて(笑)、祇園の舞妓さんが着てる長い帯(そういう着方)の事だそうです。

この曲も「メイン・メロディー譜面」と「サブ・コーラス譜面」があって、2台のイロハニコットで重ねて弾いてます。でもまぁ、録音は大変でした。勢いで押せるような曲じゃないし、4番まで完走しなあかんし、何回も失敗してクタクタになりました。

YouTube のコメント欄に書きましたが、やっとの思いで演奏を録画し終わった後の編集段階で、一部譜面が間違ってた事に気付いて、音だけ部分差し替えで修正したりしてます。ホント、心が折れそうになりましたよ。

そんな苦労の甲斐もあって、良い感じに出来たと思います。夏の締めくくりにこの曲が仕上がったのは自分でも嬉しいです。

さて、9月はアンテナショップがあるけど、暑かったので全然作れてない。ど~しよ~(@_@;)。

“跳ねるリズム” の話

まだ暑いですが、夜は虫の声が聞こえるようになってきました。相変わらず歌のムービー作ってる途中ですが、やっと譜面が出来た程度なのでもうちょっとかかりそう。

で、前からちょっと気になってた事を書こうかと。次のムービー用に「兎のダンス」って曲を選びました。この曲のリズムに関してなんですけど、ピョコピョコ跳ねるようなリズムなんです。兎だけに。

成美堂出版「思い出の童謡・唱歌200」より引用

日本の童謡で跳ねるようなリズム(シャッフル?)が出てくるとこういう譜面が多いです。16分音符が4つあると考えると、1番目と4番目を鳴らしていく感じ。

タッッタ、タッッタ、タッッタ、タッッタ、みたいな。

僕はこのリズムがとても苦手です。多分、僕だけじゃないはず。このリズムを何のガイドも無く、正確にとって歌える人がどんだけいるかなぁ?と思います。

同じ跳ねるリズムでも、八分音符が3つ3つで8分の6で書かれた譜面があります。8分音符の1番目と3番目を鳴らしていく感じ。

タッタ、タッタ、タッタ、タッタ、みたいな。


この違いを音にして表すと・・・
◆①◆  まずオリジナルの譜面に忠実なMP3(タッッタ、タッッタ)がこれです。

◆②◆  次が8分の6のリズムに変えたMP3(タッタ、タッタ)がこれです。

どうですかね? ①は確かに跳ねる感じは強いけど、音と音が詰まり過ぎてる気がするといか、前にノって行けない気がするんですよね。ビギナーに説明するのも難しいし。

対して②は、ちょっと跳ねた感じは薄まるけど、遥かに理解しやすいしノリやすいと僕は思います。だから②で「ちょっと跳ねる感じで歌って」みたいな指示があるとベストかなぁと思います。


毎回、このタイプの曲に遭遇すると、オリジナル譜面に忠実にするか、歌い易く変えた譜面にするか悩みます。以前も「あめふり」(雨 雨 ふれふれ 母さんが~♪)の譜面を作った時に、②のリズムに変更しました。

まぁ極力、オリジナルに忠実であるべきとは思いますが、今回の「兎のダンス」も②のリズムに変更しました。やっぱイロハニコットは、弾き易さ、歌い易さが大事かなぁと思うので。


ちなみに①の跳ねるタイプも例外がありまして、「牛若丸」がそうなんですが、跳ねるのと刻むのが交互になった譜面の曲があります。これは同じノリのはずなのに、凄く歌い易いんです。リズムって不思議。。。(*´ω`)/♪

成美堂出版「思い出の童謡・唱歌200」より引用