模索つづく5月

いつもなら be京都アンテナショップでムービーを撮って「しとしと音日記」としてアップするんですが、今回はミニピアノの試作品があるだけで代り映えしなかったので(ミニピアノをすらすら弾けなかったので・苦笑)、敢えてムービーはやめておきました。

このミニピアノは、僕的にはあまりピンと来ない感じやったなぁ。もしこれ用の譜面があれば、それなりに弾けそうな気はします。まぁピアノ好きは世の中に沢山いるでしょうし、一つの候補ではあるかも。ただ、もうちょっと煮詰めないとダメかな・・・(*´ω`*)。


で、何となく目指すべき方向が見えてきた気がする。上の写真に写ってるようなイロハニコットは、多分僕が造り込み過ぎてしまってます。作品としては気に入ってますが、いくらコレを一生懸命作っても、出店者としては難しい。めっちゃ高く売れるなら別ですけどね・・・そんなわけないし・・・(;^ω^)。

今必要なのは、僕が下準備程度までやって、それを半完成販売とかワークショップ等でお客さんに組み上げてもらえるような、そういうシンプルなモデルだと思います。

で、その鍵になるのが、前にもちょっと書いたことがある「左右分離型のイロハニコット」かもしれません。前はどんな形が良いのか決めかねてたんですが、こういう諸々の条件を考慮して、ようやくその青写真が見えはじめたかも。

まだ出来るかどうか分からないので詳しくは書きませんが、その左右分離型ってのは腕の動きを加えられるので、今までとは違う遊びを提案できる(かもしれない??)ものです。演奏というより遊びに近いかも。


ん~ん、うまく活動してる出店者(作家)さんは、やっぱりワークショップとかを上手く活用してはる気がします。俺に何が出来るかなぁ~と、ぼんやりと考える朧月夜でございます。

「ミニピアノ的」な試作品

世間的にはGWでしたが、ガラクタを作ってました(*‘ω‘ *)。

前回の投稿で「イロハニコットの簡易版を目指してる」ような感じで書きましたが、作ってるうちに、ど~もコレは別の何かが生まれつつある気がしてきました。イロハニコットは独自色の塊みたいな物ですが、自己主張はちょっと置いといて、普通っぽい物を作ろうかなぁ~って思い始めてます。

結局、サウンドホール無しでは音がいまいちで、特に高音が響かない事がわかりました。あと、やっぱり鍵盤はピアノ線よりもカリンバ用の金属プレートの方が音が良くて、それを採用しそう。。。わざわざ劣化した物を使うのもどうかなぁと思うし。。。

今の所、形は四角でシンプルです(笑)。変に猫耳とか付け出したら、またどんどんエスカレートしていきそうで・・・。このモデルはシンプルなのが良いかも。値段を抑える為に極力手間を減らしたい。

でも多分「足」は付けます。イロハニコットの足をそのまま付けようかと。こういうカリンバ系の楽器は、メタリックな鍵盤がズラッと並んでる様がカッコイイと思ってます。ペタッと寝かしてしまうと見えないでしょ?


もう次の週末は恒例のbe京都アンテナショップですが、全く間に合いません(;^ω^)。イロハニコットも全然新型作ってないので先月からの繰り越しになります。まぁ、このミニピアノの試作品を持ってって様子を伺おうかなぁとは思っております。(^^♪

「簡易モデル」の試作品

気付けば5月か。随分と停滞してましたが、ようやくちょっと灯りが見え始めたかなぁ?って所です。

2月あたりにイロハニコット全モデルをデザインし直して、あのまま突進するのも一つの方法だったと思いますが、どっか引っかかる所があって。。。

物自体の魅力としては上がってると思うんですが、作る手間は増えてるし、値段はそんなに上げられないし、かと言ってアンテナショップに並べててもそんなに気軽に買える値段じゃないし、実際相変わらず売れないし(^^;)、もしラッキーで沢山注文頂けても作るのが大変で自分の首が回らなくなりそうな。。。あんまり”持続可能な未来”が描けない感じで、う~ん・・・と無い頭をひねる停滞の原因となってしまいました。

そこで、実は以前から何度かトライした事はあるんですが(実現しなかったけど・汗)、イロハニコットの簡易版みたいな物が作れないかなぁ?と再度トライしてみました。

これ、何かと言いますと、8音が鳴る「はじくピアノ」みたいな物です。ピアノ線で出来てます。サウンドホールも無いしピアノ線も貧弱なので音は小さいですが、それでも子供さんらが遊べる程度には鳴ってるんですよね。

もちろん4つ4つに分けてイロハニコットの配列でも作れますし、多分、黒鍵の分も追加すればピアノ配列でも作れます。

これでワークショップとか開いて、例えばクマとか犬の形を選べたり、表面に千代紙貼ったりとか出来るようにすれば、京都土産的に買ってもらえるかもしれんなぁ~と。ちょっと今までに無い風が吹く可能性はあるんじゃないかと。

現状では味も素っ気も無いので、もうちょっと試作してみようかなぁと思ってます。簡素さが大事なので、あまり手を入れ過ぎないように気を付けないとイカンけど。(;^ω^)

しとしと音日記 2024/04の巻

恒例のbe京都アンテナショップでの動画です。何となく低調な1カ月を過ごしてしまったので、今回はちょっと成果が少なめ、短めムービーです。(*´Д`)

新しい譜面は実質1曲だけで「見よ、勇者は帰る」というクラシックの曲です。このタイトルは僕も初めて知りましたが、「表彰状を受け取る時に流れる曲」と言えばわかると思います。先月も大相撲見てたんですが、千秋楽に必ず流れます(笑)。

あともう一曲、「さくらさくら」のシンプルなアレンジの譜面も作りました。以前作った譜面はちょっと音数が多めの独特なアレンジだったので(僕的には気に入ってたんですが・汗)、もうちょっと普通にした方が良いかな?と思って。ムービー中では新旧続けて弾いてます。

せっかく桜の華やいだ季節やったんで、もうちょっと活動的になれれば良かったのになぁ。満開の桜は横目で見てるだけやったなぁ。。。オリジナル曲もまだ出来てないし、生みの苦しみを味わってる感じです、ハイ。

ちょっと停滞中…

あんまり間を空けすぎて死んだと思われても困るので(^^;)、文章だけちょっと。前回の更新から3週間近く何をやってたかと言うと、半分ぐらいはボ~っとしてたのと、あと半分はオリジナル曲を作ろうとしてました。んでそれがあんまりはかどってないから、3週間も空いてしもたです。

まぁ、今まで僕は「著作権保護期間が切れた童謡など」を中心に演奏ムービーや独自譜面を作ったりしてました。この著作権がらみってのがややこしくて、個人音楽教室とかで教育目的に使う場合は、著作権問題は免除されるはずです。

ただ僕の場合、イロハニコットという楽器を作って販売する事が一つの目的になってるので(ほとんど売れてませんが・苦笑)、営利目的なんですよね。だからこそ、完全にPD(パブリック・ドメイン。公の財産)になっている曲を扱うように意識してました。

ただやっぱり、完全に著作権保護期間が切れた童謡ってのは曲数が限られてます。もう有名どころはある程度網羅してる感じで、このままでは今後行き詰まるやろなぁ~と。出来ればポップスの有名曲のサザンやユーミンもやりたいけど、突き詰めていくと権利関係に縛られてしまうので難しい。

なので、オリジナル曲を形にしようとしてるんですが、なかなか進まない。メロディーは、努力すればまだ何とかなる。問題は歌詞です。努力ではどうにもならなくて、真っ白なノートの前でうずくまっちゃってそのまま寝落ち、みたいな(~_~;)。

僕の理想としては、今までやってた童謡と、ちょっとシンプルな感じのポップスの間を行ったり来たりするぐらいの曲作りが出来ひんかなぁ?と思ってます。どうしても「Aメロ~Bメロ~サビ」みたいな作り方になりがちですが(実際今作ってる2~3曲はそんな感じ)、もっと童謡的なシンプルな方が、今のショート動画とかに合ってる気がするんですが。。。ん~ん、なかなか思ったようには出来ません。。。(*´ω`*)


一方でイロハニコットの制作に関しては、今は全く手を付けてません(おいおい・汗)。次のアンテナショップ出品までまだ10日以上ありますが、先月作った品々をそのまま繰り越しで参戦するつもりです。

せっかくイロハニコットのデザインが新しくなったので、もう今はオリジナル曲を無理やりにでも形にして新機軸を作っておきたいと思ってます。だから、次のアンテナショップまでに新曲ムービーでも作れると良いなぁと思ってるんですが、どうかなぁ・・・??