“2つ穴” 改め “3つ穴” モデルを検証中…

前々回の投稿で書いた”2つ穴モデル”ですが、先日のbe京都アンテナショップで展示していた所、オーダーで1台ご注文頂きまして、一応、次回2月に納品するお約束になっています。

ただ、be京都で弾いてた時、少し音が前に出てきてない気がしたので、真ん中にもう一つ小さめの穴を開けて“3つ穴モデル”としてみました。

ちなみにこの写真のブルドックみたいな形は単なる僕の趣味で、ご注文頂いたのはもうちょっと可愛い犬型です。ボディ構造は同じです。

さらに、ボディの厚みを変えて作るとどのくらい出音が違うのかも確認してみました。

上は側板の幅(側面のヒノキ部分の幅)を12mm, 16mm, 20mm と3通り試作してみた写真です

●12mm・・・これは以前から作っている虫型、星型、カニ型モデルと同じ幅なんですが、3つ穴モデルでこの幅のボディでは薄過ぎるみたいで、あまり良い出音ではなかったです。1つ穴モデルで使うと良い意味で “軽い” 、子気味良い出音なんですけどね。(なのでここでは不採用)。

●16mm・・・程良い出音、程良いハンディさ。

●20mm・・・16mmよりやや広がりがある感じの出音。20mmというのはもう一回り大きいモデルで採用してる幅なので、持つとやっぱり少し厚みを感じます。

ん~、出音の微々たる違いではあるんですが、16mm か 20mm かで決めかねています。一応、普及モデルというか、お子さんや女性にも持って頂きたいので、出来るだけ薄い方が手には馴染むんです。でも20mmの出音も捨て難い。そのぐらいの厚みなら許容範囲とも思うし・・・悩む。。。(~_~;)

2つ穴の3兄弟(試作品)

完全にボディが左右に分かれたモデル(2つ前の投稿参照)を鳴らしてる時、左右の穴から音が聞こえると「なんちゃってステレオ感」があって耳当たりが良かったんです。だったら、ボディは今まで通りで、穴を左右2つ開ければいいのかな?と思って、この3兄弟を作りました。

この3つは内部空間の構造がちょっとずつ違いまして、
027は、真ん中にしきいの板が縦に入っていて左右に完全に分かれた空間
028は、左右つながった(今まで通りの)空間
029は、短めのしきい板を付けた中途半端な左右の分割空間
になっています。

どういう構造が一番良いのか試してみたんですが、028が一番音が出てました。というか、真ん中にしきい板を付けると音が出てこない感じになっちゃったので、要らんかったなぁ…(^^;)。まぁこれも作ってみないと分からなかった事なので、しゃ~ないです。

今後はこの2つ穴タイプを作って行く事になりそう。デザイン的には新しい基準が出来て結構気に入ってます。


そもそも、この3兄弟は実験的にボチボチ作ってたもので、色も塗らないつもりでした。それがなんで、急遽色も塗って見た目を整える事になったのかといいますと・・・

突然降ってわいたようにbe京都さんから連絡頂きまして、今週末のアンテナショップの13日の午前中にKBS京都テレビの中継が入るって・・・マジっすか~(@_@)。

まぁちょっとでも映り込めるなら、ちゃっかりニューモデルとして飾っておこうかと。はてさて、ど~なんのかなぁ???(笑)

去りゆく兎年・来たる辰年

ほんとは晦日にでも区切りの投稿しようかと思ってたんですが、何か暮れはガサガサした気分でそんな気になれず、まぁ年明け改めてと思ってたら、まさか元日にあの緊急地震速報の音を聞くとは思いませんでした。

普通に京都市の親戚の所でダベってて「ん?机揺らした? あれ?(グラグラ…)地震!? うわっ長い」って感じで、さすがにちょっと焦った。

輪島市や周辺の被災された方々のご心労をお察しします。何とも言葉が出ないです。


何か今年の抱負とかあった方がええかなぁと思いつつ。去年何書いたっけ?と見返したら「オリジナル曲作りたい」とか書いてあった。確かに去年2~3曲は作ったけど、イロハニコットで弾くような形には出来てなかった。まぁ発表出来るようにはしたいです。

あと確か、”ネットショップを去年の春までに作る”とも書いてたけど、全然叶っとらんし・・・(;^ω^)。これは設置自体は多分1日あればできそうですが、実際やるにしても手作りなので数は限られるやろし、何となく思い切れないんです。

イロハニコット自体も、左右に分かれたモデルを試作したり、ノートに落書きしたり、まだモヤモヤした部分があって変化しそう。その状況を見ながらって感じになるかなぁ~?

あと、もうちょっと人前で何か出来るようにならんとなぁ~とも思います。基本コソコソと物を弄ってるタイプなので、ワークショップって言っても何すんねん?と悩んでしまいます。演奏会とかも出来ればやりたいけど、ど~するよ?って感じやし。

多分、そういうリアルでの活動が増えれば、YouTubeとかも回り出すんやろなぁ~と思いつつ。。。なかなか性格って変わらんよなぁ。。。(*´ω`*)

何か、全然冴えない今年の抱負になっても~た。。。

イロハニコットⅡ型(仮)

風邪気味な年末進行です。

先日、ハンドベル型のサカナガタナのムービーを撮ってた時に、「こういう左右に分かれた楽器なら、軽く踊りながらでも弾けるなぁ」と思ったんです。振り回すと危ないけど、神社で巫女さんが踊ってるぐらいの動きなら余裕でいけそうやなぁと。

イロハニコットも金具は左右に分かれてるんやから、ボディも分けたらええやん?と思いついて、とにかく試作してみました。

ふ~む、まだ調整は必要ですが、これ結構良いんです。かなり弾き難いか?と心配でしたが、十分いけそう。何なら簡易ドッキングパーツとか付けとけば一体型としても使えるし。

今まで作った”可愛い系”と比べると地味目な形ですが、弾いてる姿が劇的に変わるというか。。。カリンバってどうしても手錠をはめてるような姿勢で弾かないとダメでしたけど、それが両手フリーに動かせる。

キレキレダンスは難しい(危ない)やろけど、お遊戯程度なら十分動かせるし、それでもかなりのインパクトを残せる気がする。多分、見たことない演奏動画が作れそう。来年早々は、このモデルをもうちょっと煮詰めていこうかなぁと思います。

まぁ、今までの可愛い系モデルも残しつつですけどね。あれはあれで結構好評でして、昨日、年賀向けにいつもの琵琶湖疎水横で写真撮ってたら、散歩中の淑女の方々に褒められましたとさ。。。(*´ω`*)。

カタカナ歌詞のクリスマスソング集

もういい加減、僕のムービー見て頂いてる方は、先月から同じクリスマスソングばっかりアップしてるので食傷気味かもしれません。多分、今回で打ち止めです。

別にめちゃくちゃクリスマスが待ち遠し~いオッサンではないんです(苦笑)。自分の今持ってるアイテムをどう組み合わせるのが一番良いのかを試してる感じです。

全6曲ですが、今回もそのうち4曲は個別にYouTubeショートの方にもアップしました。まぁショートの方が回るといえば回るのかなぁ?

このムービーも前回と同じ曲ですがやり方が全然違いまして、まずカタカナ歌詞(ラララ~とかパンパカパ~ン)で歌を録音しまして、それをヘッドホンで聴きながら、いつもの琵琶湖疎水のベンチで寒風吹きすさぶ中、一人弾いてました。(;^ω^)♪

譜面は以前からこのホームページで公開してますけど、それをかなり端折って極力簡単に弾いてます。今年はどっちかっていうと8音の鍵盤を駆使して複雑な事をやろうとしてた気がするんですが、来年はもっと簡単な方向に振った方が良いかもなぁと思ってます。

簡単すぎて、イロハニコットだけでは何を弾いてるかわからんかも?ですが、鼻歌とかを交えれば割と楽しめるような気がするし、そういう、この楽器独特の楽しみ方を探すべきかなぁと思ってます。

カタカナ歌詞も今回やってみて結構面白かったので、また他の曲でもやろうかなぁと思ってます。こういうの正式には何て呼ぶんですかね? 「オノマトペ」ってのがありますが、あれは現象とか意味のある音を示す言葉だし、僕の歌ってるのは全然意味の無い言葉なんですよね。「スキャット」っていうジャズの歌い方があるけど、そこまで高度なものでもない気がするし・・・まぁカタカナ歌詞でええか。。。(*´ω`*)


という事で、これでムービー制作は一休みかなぁ。実はこれらのムービーを作ってるうちに、イロハニコットの別の形が思い浮かんできまして、それを試作してみたいなぁと思ってます。

ただ、もしかしたらあんまり良い音が鳴らない形かもしれないので、今後特に言及が無ければボツったと思ってください。結局、作ってみないと分からないんですよね、ちゃんと鳴るのかどうか。。。

とか言いつつ、年末進行の雑事に埋もれるだけかもしれません。1年早いなぁ。(@_@)